セルジュが仕事に出てしまうと独りぼっちで部屋に残されるジルベール。 そりゃあ退屈だよねー、こんななんにもない汚い部屋でセルジュが帰ってくるのをただ待ってるなんて・・・ セルジュもその気持ちはよくわかるけど、だからってジルベールが自分と同じよ…
あの人が わたしを胸に抱いてくれる時 すべての事が忘れられる あの人さえわたしを満たしてくれるなら あなたの愛の言葉が わたしのラ・ヴィ・アン・ローズ あなたゆえにわたしがいて わたしゆえにあなたが在る ラ・ヴィ・アン・ローズ あの人はそう言ってや…
セルジュとジルベールはパリにいました。 リュクサンブール公園から程近いホテルの部屋の窓から外を眺めながら、ジルベールは雨があがったとセルジュに話しかけます。 外に出ようよ。 でもセルジュは浮かぬ顔で曖昧な返事をするだけ。 セルジュは問題を抱え…
これが最後の演奏になるかもしれないと、万感の思いを込めルーシュ教授の前でピアノを弾くセルジュ。 ルイ・レネとワッツも見守っています。 ルイ・レネはセルジュのピアノを聞いてるうちに、なんだかアスランの事が思いだされつい涙ぐんでしまうのでした。 …
雪の降りしきるバルコニーで二人は抱き合いました。 しかしジルベールは会いたさだけで危険を犯してここまで来たわけではなかったのです。 ジルベールは死のうと言ってナイフを2本携えてきたのです。 死ぬなんて、セルジュは考えてもみない事でした。 でもジ…
オーギュストはジルベールの叔父ではなく実の父だった・・・!! ジルベールからそう聞かされたセルジュは驚きと共に怒りにうち震えてしまう。 ジルベールの方は意外にも冷静で、まあ身も心も捧げ愛してきた人が父親だったんですから、予想だにしない出来事…
前回はジュールがいい仕事したので、あんなに恐ろしかったアダムの影は跡形もなく消えてしまいました。 皮肉にもあの一件のせいでジルベールはセルジュの友人たちと打ち解け、セルジュ以外の人とも大体フツーに話せるようになりましたのよ。 ジルベールはい…