風木部

溺愛「風と木の詩」

2019-06-01から1日間の記事一覧

風と木の詩その31 第六章陽炎③

その日、オーギュストが学院を訪問して来た事を知るとジルベールはセルジュの前から走り去ってしまいました。 ジルベールが焦がれるように待ち続ける人、オーギュスト・ボウ。 その切ない気持ちに気付きながら、セルジュは皮肉にもオーギュストの計らいで従…