風木部

溺愛「風と木の詩」

2021-01-01から1年間の記事一覧

アメブロから引っ越しました

アメブロ「腐女子の品格」で書いていた風と木の詩の記事は、すべてコチラに引っ越しました。 その1から読めますんで、読んでやってくださいな。

09 風と木の詩その62 第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑨

ああ長かった二人の物語も、もうじきに終わります。 前回で、ジルベールがボナールと再会した事は二人にとっては転機でもありました。 もうセルジュには荷が重すぎるよっ。 たとえジルベールをボナールに託したとて誰がセルジュを責めるでしょうか。 でもジ…

08 風と木の詩その61第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑧

しんしんと降り積もる雪の中でジルベールはボナールと再会したのです。 この人はまあジルベールとは知らずに声をかけてきて、少年相手に今だにそういう犯罪まがいな事をしてるのだろか。 しかしまあ今この場でボナールに会えたのは神のご加護か天祐か。 凍え…

07 風と木の詩その60第八章ラ・ヴィ・アン・ローズ⑦

読者諸姉よ、自分そろそろ書くのがつらくなって参りました。 この二人に穏やかな幸せは来るんだろうか。 思えばラコンブラード学院にいた頃はよかったなあ。 二人はもっと輝いてた気がする。 舞台となる学院の、聖堂や、寄宿舎や、古びた温室(ギムナジウム…